『JIN-仁』レジェンド

レイ先生から新年最初のメールが来る.「明けましておめでとう.録画しておいた,年末の『JIN-仁-』レジェンド,ご覧になった?」大事なシーンでもあるのかと思い,予定を早めて観てみる.

現代の医者(南方仁=大沢たかお)がなぜか幕末にタイムスリップする物語,ためらいながらも江戸の人々に手術を施し,人々を救っていく.現代では簡単な手術も困難を極めて,南方先生を苦しめる.

「これまで手術を成功させてきたのはオレの腕じゃなかったんだよ.今まで誰かが作ってきてくれた薬や技術,設備や知識だったんだ.そんなものをなくしたオレは,痛みの少ない縫い方ひとつしらない,やぶだった.」

おぉ!もしかしてこのブログ記事を思ってレイ先生,メールくれた? 僕の考える学術の存在意義ではないか.

そう思ってメールを返すと,「ん?そうね.それより龍馬さん,ステキじゃない?」

・・・.僕の考え過ぎだったようだ.

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