今日はレイ先生の口頭発表日だ.ラクイラ地震での地震学者訴追事件について,”Priorities and Pitfalls: Pathways for Effective Science Communication”というセッションで発表すると言っていた.
アメリカの地球物理学会でのアウトリーチセッションはほとんどが地球温暖化問題をテーマにしている.どうやら日本ほど地球温暖化が受け入れられていないらしい.レイ先生がアメリカにいるときも,それを科学史として研究したセミナーを聴講したそうだ.
口頭発表は質疑を合わせて15分.もちろん英語.口頭発表のほかにもポスター発表があるのは日本の学会と同じだけど,口頭発表として申し込むことはできない点がちょっと違う.つまり,口頭でもポスターでもどっちでも,という選択で申し込んだもののうち,いくつかが口頭発表にまわされるらしい.