印税の引き落としをみずほ銀行の窓口で行っていたところ,担当の方がとても感じのいい女性で,お話しが弾みました.寄付へのいきさつなどをお伝えすると,本の名前を教えてください,と.なんと宮城のご出身とのこと.拙著のタイトルと私の名前を窓口のメモ帳に書いてお渡ししました.被災地の皆様には申し訳ない,と申し上げると,その方は,寄付についてお礼を言ってくださり,「今日はみんなに報告します!」と笑顔で言ってくださいました.
被災地とのご縁は,本当にどこにでもあるんだ,とあらためて思いました.約一年半が経過してニュースも減り,東京にいるとほとんど元の生活に戻っています.それで被災地でも元に戻っていると無意識に思ってしまいがちですが,先日,宮城県の被災した学校を見てきて,まだまだ復興なんてほど遠いと感じました.
拙著が東北を想うきっかけになればと思っています.